ひとまち物語工房

キャリアカウンセリングとまちづくりの仕事をしている「ひとまち物語工房」の働き方や暮らし方を綴ります。

カテゴリ: ファシリテーションについて

こんにちは、ひとまち物語工房の服部です。

 

今日も何を書こうか迷いながら困りながら、昨日の「僕とファシリテーション」の記事で少し触れた第1回ファシリテーション・カフェで語った僕とファシリテーションとの出会いのことを思い出しました。

 

きょうはそれを書いてみようと思います。

 

今から20年くらい前になります。

その頃の僕はまだ会社勤めをしていました。

総務部に所属して社内の研修なども担当していました。

 

新入社員研修のネタを探しに、社外にいろいろな研修を自主的に受けに行ったりしていました。

そんななかで出会ったのがワークショップ形式の講座でした。

 

今では、ワークショップが好きで、ワークショップをする人になりましたが、僕の最初のワークショップとの出会いは悲惨なものでした。(^_~);;

 

環境関連の機械メーカーに勤めていた僕は、「環境」という名前のつく講座をあまり何も考えずに手当たり次第に受けていました。

 

そして、その講座は企業の環境報告書をテーマにしたもので、午前中に環境報告書についての講義があり、午後からはワークショップ形式で、実際の企業の環境報告書を見て、グループディスカッションをするというものでした。

 

午前中の授業が終わって、午後からの説明があったときに、

「えっ?ワークショップ?グループディスカッション??まわりの人たちみんな、むっちゃかしこそうで、環境問題とかに詳しそうな感じやし、そんな初対面の人とギロンするなんて、自分にはムリムリムリ〜」とおじけづいて、午後から用事ができたことにして逃げて帰ってきちゃいました。

それが僕とワークショップとのファーストコンタクトです。

 

それから少し後、またまたネタを探しに「環境活動リーダー養成講座」という(ようなタイトルだったと思いますが…)講座を、例によって何も考えずに受けに行きました。

 

会場は学校の教室のような部屋だったと思います。

椅子や机はなく、カーペットの上に直に座って話を聞くようなスタイルでした。

30人くらい参加者がいたでしょうか、僕より若い人たちが多かったように思います。

みんな体育座りをして、これから始まるという時に、スタッフの人から、「この講座はワークショップ形式です。」というアナウンスが!

 

「えっ?ワークショップ?これおっちゃん苦手なやつやん!どうしよどうしよ」

また逃げて帰ろうかと思っていると、部屋に暗幕がひかれ、電気が消されて真っ暗に!

 

「えっえっえ〜?なにすんのん?こわいこわい!やばいやばい!!でも暗幕ひかれてるし、真っ暗やし、逃げられへんやん!」

と思ううちに、ファシリテーターがろうそくを灯して、太鼓を叩いて突然歌い始めます。

「これ絶対やばいやつやん!ええ〜もーどーしよー!」

怪しげな雰囲気。聞いたことのない歌。ネイティブアメリカンのラコタ族の歌。

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それが僕の2回目のワークショップとの出会いでした。

面白くなってきたので、続きはまたあした…(笑)

 

きょうの記事はファシリテーション勉強会のネタにはなりそうにないですね。

あなたとファシリテーションとの出会いにはどんなドラマがありましたか?(^o~)

こんにちは、ひとまち物語工房の服部です。

 

先日「ファシリテーションについて」というカテゴリを新たに作って、その時ちょうどファシリテーション・カフェで取り上げたばかりの「アイスブレーク」をテーマに書き始め、想定外に長くなって、ようやく前回「アイスブレーク」を終えました。

 

そもそもこのカテゴリを作ったのは、大阪で一緒にファシリテーション勉強会を立ち上げた仲間たちが、このブログ記事を勉強会の資料として使おうとしてくれているということがきっかけです。
 

「尾道デート」とか「鞆の浦デート」の記事が間違って勉強会の資料に紛れ込まないように(笑)、ちゃんとまとめ直そうと思って、カテゴリを分けて書き始めました。

 

「アイスブレーク」は、たまたまファシリテーション・カフェで扱ったばかりで、書き始めやすいと思って安易に書き始めてしまたら、うっかり長引いてしまいました。

 

そこで、最初のこのカテゴリの目的に戻して、きょうは「ファシリテーションとは?」というテーマで書いてみようと思います。

 

昨年11月から月1回のペースで開催してきて、来月で半年を迎えるファシリテーション・カフェ。

1回目は、「対話」をテーマにしました。

 

最初なので参加者が少ないだろうと、グループワークが成立しなくてもなんとかなるテーマであり、ファシリテーション・カフェのあり方としても大切にしたいと思ってこのテーマを選びました。

 

案の定?参加者はお一人だけで(笑)、僕と二人きりの対話で進行しました。

いくつかの問いを用意して語り合い、ファシリテーションとの出会いや、ファシリテーションで実現したい未来とかを語り合い、最終的には「あなたにとってファシリテーションとは?」というような内容のことを互いに語っていきました。

 

ファシリテーション・カフェで毎回、僕なりの言葉でお伝えしているのは、

「ファシリテーションは、人々が対話を通して合意を形成し、協働を促進する場づくりの技術である。そして、その場づくりを担う人をファシリテーターという。」

という解釈です。

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これが正解というわけではないし、もう少し広い解釈もできると思います。

でもファシリテーション・カフェで主に扱うテーマはこのあたりのことかなと思って、こんな言葉でファシリテーションを説明させていただいています。

 

ファシリテーション(facilitation)という言葉は、英語で「促進する」とか「容易にする」という意味だそうです。

幅の広い意味を持つ言葉なので、解釈もいろいろなのかもしれません。

 

フレームワークなどを使って議論をまとめる技術という側面に重点を置いてとらえる人もいれば、その場で動いているメンバーの気持ちやプロセスに重点を置いてとらえる人もいるでしょう。

 

これが正解ですというものがなくてもいいと思っています。

一人一人のファシリテーションのとらえ方があって、一人一人のファシリテーションスタイルがあっていいと思います。

 

そして、そのことを語り合える対話の場があるといいなと思います。

 

ファシリテーションが対話の場をつくり、対話を通してファシリテーションは進化していくのかもしれません。

 

で、第1回ファシリテーション・カフェでの対話の「あなたにとってファシリテーションとは?」という問いに、その時の僕はこう答えました。

 

「ファシリテーションは、自分にとって人との関わり方であり、自分のあり方である。」

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この記事もファシリテーション勉強会のネタに使っていただければ幸いです。

できれば、また一緒に語り合いましょう。(^o^)

 

では、またあした。^^

こんにちは、ひとまち物語工房の服部です。

 

きょうは暖かい一日でしたね。

きょうは久しぶりの休日。

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先日初めて食べた府中焼きが美味しかったので、自分で作ってみようと思って、買い物に行って材料を揃えて作ってみました。

 

お店で食べた時ほどではないですが、まあそれなりに美味しくできて、昼間からビールを飲みながら食べました。

 

ん〜幸せ。

一緒に食べてくれる人がいたらもっと幸せなのにな〜。(^o^)

 

しばしの幸せに浸って、さ、仕事しよ。

え???休日ちゃうやん??

 

きょうはいまからいろいろなお仕事の仕込みの作業をします。

年中無休ですね。(^o^);;

でもそれも楽しいから、まあいいっか。(^o^)v

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というような休日のようなそうでないようなきょうは、またまたファシリテーションシリーズ、アイスブレーク講座の続きです。

 

ここ数日、心と頭と体の準備としてのアイスブレークについて書いてきましたが、そろそろアイスブレーク講座も終わりかな。

 

きょうはアイスブレークにおける規範づくりというテーマです。

 

規範づくりというとなんだか難しくて堅苦しい感じがするかもしれません。

心や体をほぐすということと相反するようにも思えるかもしれません。

 

心や体をほぐして緊張を解くといっても、どこまでも自由気ままにしていいわけではありません。

そんなことしたら収拾がつかなくなってしまいますよね。

 

アイスブレークは、ただ楽しければいいというわけではありません。

 

プログラム全体の目的があり、その目的のために互いの協力が必要です。

協力し合える参加のルールが必要です。

 

心や体をほぐしながらも、同時に、みんなが安全に安心して参加できるためのルールも伝えていきます。

 

互いの存在を尊重することやしっかりと互いの意見を聴き合うこと、守秘義務を守ることなどを言葉として、あるいは文字でもで伝えることもあります。

 

ワークでこの場へのかかわり方を伝えることもあります。

 

たとえば、子どもたちを対象にしたプログラム。

なんだかいつもと違うことが始まりそうな予感にわくわくそわそわしている子どもたち、おしゃべりをしたい、騒ぎたい子どもたちは、私語を抑えられずにファシリテーターの言うことも聴こうとしません。

 

そんな時は、手を叩いたり太鼓や鉦を鳴らしたりして一旦注目を集め、大切なことを伝える時のルールをつくります。

 

声を出したくてしょうがないなら、一度思いっきり大きな声を出しましょうと誘導します。

でもその前に、大事な時を伝える時は、ファシリテーターが両手を耳の横にあげて、うさぎのポーズをするので、その時はしゃべるのをやめて聴いてくださいと伝えます。

まだ気づかずにしゃべっている人があれば、うさぎのポーズが発令したことを教えてあげてくださいとお願いしておきます。

 

そして、みんなで思う存分大声で叫んでからプログラムに入ります。

 

こうしてプログラムを進める上で必要なことを伝える伝達のルールをつくります。

 

それから、質問をしてもいいよというルールもつくります。

プログラムの途中でもわからないことや聞きたいことがあったら、遠慮せずに聞いてねと伝えておきます。

 

そして、その次のワークをする時に、わざと不完全な説明をしておいて、わかったかなと問いかけて、質問が出るのを待ちます。

 

質問が出たら、すかさず、「いい質問だね。ありがとう!」といって、このように質問はいつでもOKと、ルールを確認します。

 

でも質問が出ない時もあります。

その時にはスタッフから質問してもらうように仕込んでおきます。

 

このようなスタッフがメインのファシリテーターを支える働きをサイドワークといいます。

プログラムをつくるうえで大切な働きでもあります。

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そして、もうひとつ大切なルールをつくります。

それは、積極的に参加してほしいけど、無理はせずに自分のペースで参加していいよというルールです。

 

学校でのクラスづくりのワークショップなどは、子どもたちは強制的に授業の一環として参加させられています。

クラスの中での関係性によっては、参加をためらったり、強い拒否感を表す子もいます。

そんな子には、そばに寄って行って、様子を伺います。

 

参加したくないのか、参加したいけど恥ずかしいのか、嫌いな子がいるのか探りながら、「参加するのがしんどかったら、見ててもいいけど、参加したくなったらいつでも声かけてね。」と伝えて、参加への扉を開いておきます。

 

こうしてアイスブレークを通じて、参加者とファシリテーターとの関係性もつくっていきます。

 

想定外に長くなりましたが、これでようやくアイスブレーク講座は、一旦終了しようと思います。

ファシリテーションシリーズは、また折に触れて、ネタに詰まった時に(笑)、お届けしていこうと思います。

これからもおつきあいのほどよろしくお願いします。

 

あっ!おつきあいといえば、僕とリアルにおつきあいしてくださる方を絶賛募集中です!

こちらのほうもなにとぞどうぞよろしくお願いします。

自薦他薦を問いません。

まずは語り合ってみるところからお願いします。

 

恋人募集中!の経緯は、このブログのあちらこちらに書いています。^^

ご興味ある方はどうぞ(笑)。

 

また、あした。(^o^)

こんにちは、ひとまち物語工房の服部です。

 

きょうもファシリテーションシリーズ、アイスブレーク講座です。

メインのプログラムへ向けての心と頭と体の準備を整えるアイスブレークとして、心と頭の準備をするワークをいくつかご紹介してきました。

 

きょうは体の準備を整えるワークについてお伝えします。

体の準備が必要になる理由は2つあります。

ひとつは、野外で走り回ったり、動きのあるプログラムをするためのウォーミングアップ。

もうひとつは、身体接触を伴うプログラムをする場合の、抵抗感をなくしていくことです。体の準備でありつつ、心の準備という面が大きいかもしれません。

 

ウォーミングアップとしては、少しストレッチ体操をしたりして、体をほぐすことをします。

 

身体接触への抵抗感をさげるというのは、メインのプログラムでチームで手を繋いだり互いの体を支え合ったりして課題を乗り越えるようなワークをすることがあります。

 

たとえば、「オールスタンドアップ」というワーク。

みんなで輪になって手をつないで座った状態から、言葉を使わずに、息を合わせ、心を合わせ、力を合わせて、みんなで一緒に立ち上がります。

 

最初は2人組から初めて、互いにつないだ手を引っ張り合う力でバランスをとってスッと立ち上がります。

そこから4人、8人、16人…と人数を増やしていくと、立ち上がるのがだんだん難しくなります。

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人数が増えてくると、ただ手をつないで引っ張り合うだけは立てません。互いの力が輪の中にうまく伝わるように腕をつかんだり、肩を組んだりと身体接触の度合いも高まっていきます。

 

みんなの息と心と力がひとつになって、バランスが取れた時にはじめて互いに支え合って気持ちよく立ち上がることができ、達成感を味わうことができます。

 

まずは2人組から始める時に、しっかりと手をつながないと力が入らないこと、互いの力を合わせて、互いを支え合わないと危険であることをデモンストレーションで実際にやって見せて伝えます。

 

2人組で立つ時も、普通に手をつないだだけではなかなか立てません。力が入るように互いの手首をつかみ合ったりします。

そのときに、もっと強くとか痛いとかの感触や、立てる気がするかどうかという感覚も互いにていねいに伝え合っていくことを指示します。

 

しかし、そもそも初対面の人といきなり手をつないだり、互いの体を支え合ったりすることには抵抗かあるでしょう。

 

その抵抗を取り除いていくために、アイスブレークで少しずつ身体接触を入れていきます。

 

たとえば「キャッチ」というワークがあります。

みんなで立って輪になって、右手を軽く握って壺を作ります。左手の人差し指を隣の人の右手の壺に入れます。

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ファシリテーターが「キャッチ」と言った時に、右手で右隣の人の左の人差し指を捕まえます。左手の人差し指は左隣の人に捕まえられないように上に逃げます。

自分の左手は捕まらず、右手で右隣の人を捕まえたらミッションクリアです。

 

ファシリテーターは、「キャッチ」のほかに「キャット」とか「キャップ」という別の言葉も入れてフェイントをかけ、ドキドキハラハラ感を高めたりして、楽しみながら身体接触の抵抗を和らげていきます。

 

あるいは、先日ご紹介した「じゃんけんサイン集め」で、互いにじゃんけんをする前に握手をするということをルールに加えたりすることもあります。

 

この後に手をつないでフラフープを通して、手を離さずに送っていくようなワークを入れたりして、だんだんと接触の度合いを高めていきます。

 

ファシリテーターによっては、はじめからテンション高く、ハイタッチを求めるような人もいますが、僕はあまりテンション高い人ではないので、いきなりハイタッチはしません。

 

ハイタッチがダメということではなく、ファシリテーターのキャラクターに合った振る舞いをすることが大事だと思います。

そのファシリテーターの雰囲気や人柄に合っていて、場の雰囲気がそれを受け入れていれば、いきなりハイテンションでハイタッチもありだと思います。

 

長くなってしまいましたが、きょうはこのへんで。

 

また、あした。

こんにちは、ひとまち物語工房の服部です。

 

4月からの新年度のお仕事のスケジュール調整が大詰めを迎えている今日この頃です。

もう4月まで2週間を切っているというのに…。(@_@);;

6つの職場を掛け持ちするお仕事をジグソーパズルのように調整中です。

 

さて、きょうもファシリテーションシリーズ、アイスブレーク講座です。

メインのプログラムへ向けて心と頭と体の準備を整えるアイスブレークとして、心の準備に使えるワークをいくつかご紹介してきました。

 

きょうは、頭の準備に使えるワークをお伝えしますね。

 

ひとつは合意形成をテーマにしたプログラムのアイスブレークとしてすることがあるものですが、合意形成のミニワークをします。

短時間でグループで話し合って合意形成にチャレンジしてもらいます。

 

たとえば、5分間でチーム名を決めてくださいとか、信号機の赤・黄・青の正しい並び順をチームで話し合って、その理由も考えて答えてくださいというような課題に取り組んでいただきます。

 

チームで話し合って、互いに知り合い、関係構築を図ると同時に、メインプログラムの合意形成というテーマについて、考えていただくようにしています。

 

その話し合いの感覚(結果に対する満足度)を少し確認しておいて、メインのプログラムでしっかり話し合って合意形成をめざしていただきます。

 

もうひとつは、「3人寄れば文殊の知恵」。

(このブログでご紹介しているさまざまなワークの名前は、これが正解というものではなく、いろいろな呼ばれ方をしているものもあれば、僕が勝手に適当な呼び名をつけているものもあります。悪しからずご了承ください。^^

 

3人組で話し合うというだけのことなのですが、何度かグループを変えて話すうちに互いに知り合い、同時にメインプログラムのテーマについて、自分の考えをまとめることや、他のメンバーのさまざまな視点を知ることができます。

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例えばチームワークをテーマにした場合、これまでに体験したチームワークについて語り合ってもらったり、あるいはリーダーシップをテーマにした時は、あなたにとってリーダーシップとはというお題で語り合ってもらったりしています。

 

こうしてメインのテーマに意識の照準を合わせていきます。(^o^)v

 

では、またあした。

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