ひとまち物語工房

キャリアカウンセリングとまちづくりの仕事をしている「ひとまち物語工房」の働き方や暮らし方を綴ります。

カテゴリ: キャリア支援

こんにちは、ひとまち物語工房のはっとりです。
 
ひとまち物語工房に二人目のお客様が来られました。
なんと遠路はるばる関東から!
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職場の人間関係にこころ傷ついて、以前暮らしていた関西への転職も視野に入れていると、ご相談を受けました。
 
そこで、関西での就職活動の足場として、ひとまち物語工房をご利用いただくことになりました。
しばらく滞在して、少しゆっくり心を落ち着けて、自分を見つめて、生い立ちのこと、家族のこと、仕事のこと、働き方のこと、コロナのこと、社会のこと、障害のこと、ボランティアのことなど、日に日にいろんなテーマで語り合いながら、これからの働き方や次へのステップを模索されています。
 
語り合ったテーマに合わせて、ひとまち物語工房のライブラリーにある本のご紹介をしたり、興味を持たれたら、貸し出してみたり…。
ひとまち物語工房の使い方もいろいろ模索しています。
僕自身も語るなかで、自分を見つめ直す機会にもなっています。
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こんなふうにひとまち物語工房が、ゆっくり安心していられる、こころ安らぐ場として、対話を通して、誰かの次の一歩や新しい働き方や生き方を切り拓くこと、を支える役割を果たしていけたら嬉しいです。

こんにちは、ひとまち物語工房のはっとりです。

 

刑務所や大学などいろんなところで就労支援のお仕事をさせていただいていて、

そのプロセスから考えたことを図にまとめてみました。

不安と自信と希望

 

できないことやできないかもしれないことを数え上げると、不安に捕われる。

不安を吐き出して、受け入れられると安心できる。

できたこと、できることを数え上げると自信が生まれる。

できそうなことを数え上げると勇気が湧いてくる。

あなたは、いま何を数えてた?

できることとできそうなことを集めて計画を立てると希望が見えてくる!

 

つい最近も刑務所で、それまで無表情で無口だった方が、出所へ向けて対話を重ねるうちに、希望に満ちた心震えるような未来の物語を笑顔で語る姿を見せていただきました。

ありがとうございます。

そんな笑顔を応援してます。

 

あなたは、普段、何を数えてますか?(^o^)v

こんにちは、ひとまち物語工房のはっとりです。 
最近、就職のお手伝いしている人のお話ですが、

その人は、就職へ向けていろいろとたくさんの悩みを抱えて、僕のところにやってきました。
自分がやりたいことがわからず、病を抱え、家庭環境や人間関係に悩み、過去のトラウマに悩み、将来の不安に怯え、家族の意見にひきずられ、頭の中の整理がつかず、何も決めることができず、一歩を踏み出せずにいました。

初めての面談では、泣きながら悩みを打ち明けてくれました。
何度かお話を聴きながら、少しずつその悩みを就職へ向けて整理するお手伝いをさせていただきました。

その人が語る悩みを聴き取って、全部書き出して、

その悩みは、事実なのか?
それとも自分の思い込みなのか?
思い込みが生み出した影響力なのか?
その人の就職に向けて本当に影響力を持っているのは何なのか?
決断するのは誰なのか?

そんなことを問いかけながらその人の悩みを整理していきました。
悩みの中にどっぷり浸かって、自分を見失っていたその人は、
自分の思い込みやとらわれに気付いていき、
少し前を向いて、一歩を踏み出そうとされました。

そんなプロセスを見させていただいてきて、
面談の後、ふとなぜか自分の今とその人のことを重ね合わせて振り返りました。

その人の変化の中に、その人が自分のとらわれから解き放たれて、自分の思いに正直に自由に生きる勇気を手に入れようとしている姿が見えたように思えました。

そして、今の僕は、
家族と別れ、仕事を辞めて、すべてを捨てて大阪から未知の土地福山へ来て、愛した人にふられ、今回の病を経験して、もう失うものもなく、守るものもなく…、
これまでの仕事を振り返り、これからやりたいことを思い描き、

そんな中で手に入れたのは、「自由に生きる勇気」なのかもしれないと思います。
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相談に来られた方から学び、気づくこともたくさんありますね。(^o^)v

こんにちは!ひとまち物語工房の服部です。

大学や刑務所やサポステでの就職支援や進学塾でのお仕事をさせていただくなかで、「はっとりマジック」と言われている(言わせている?(笑))面接指導の独自メソッドがあります。

 

どんなことをしているかというと、

面接で大切な「話す内容」と「話し方」を、本人が納得する形でアピールできるようにしっかりと練り上げるお手伝いをしています。

 

「話す内容」の要点は、「志望動機」と「自己PR」。

「志望動機」は、なぜその仕事をしたいのか、なぜそれを学びたいのか、ということと、なぜその会社を、学校を選んだのかということに答えることです。

 

そして、「自己PR」は、自分の強みや得意なことや好きなこと、それを仕事や学業にどう活かせるのかに答えることです。

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しっかり聴かせていただくと、「志望動機」にも「自己PR」にも、その人ならではの体験や価値観につながるオリジナルの物語があります。

 

しっかり聴かせていただいたことを、一旦僕の言葉でまとめて本人に伝え返します。

この時点で、たいていの人が「すごい!」とびっくりされます。

 

でも、本当にすごいのは、その物語の主人公であるその人なんです。

その物語に嘘がなく、本人が納得されたら、次の段階に進みます。

 

次は「話し方」です。

「話し方」のポイントは、話す内容と話す態度が一致していることです。

話す内容が、その人ならではのその人らしい物語なら、それを語る時もその人らしくその人の言葉で語れると素敵だなと思います。


語ってもらって、感じたことをフィードバックさせていただいて、いいところや改善点を一緒に考えながら、納得がいくまで、自信がつくまで練習します。

 

細かな内容まで書くときりがないですが、ざっくりとこんなことをしています。

僕の面接指導を受けた人が大きく変わるのを見て「はっとりマジック」と呼ばれるようになりました。(^o^)v

 

そしていま、この「はっとりマジック」を就労支援だけではなく、もうひとつの使い道を考えています。

たとえば、高齢者や障がい者の施設にいる方や、僕のような闘病中の方の人生のお話を聴かせていただいて、物語にしてお返ししたら、喜んでいただけるかなとか、絵が描ける人とコラボしたら絵本もできるかなとか、その物語の続きの夢や目標のお話も一緒に想像して創作できたら、希望や勇気が湧いてくるかなと思っています。

 

もしよろしければ、「はっとりマジック」お試しになりませんか?

こんにちは、ひとまち物語工房の服部です。

 

最近ちょくちょく泣いています。

それも仕事中に。

 

なにしとんねん!?

って思われるかもしれませんが、気持ちが揺れて涙があふれることがあります。

 

大学の就職支援のカウンセリングでの話。

詳しくはお伝えできないですが、学生が自分の進路を選ぶ基準に悩んでいるという話を聴きました。

家族や先生や友人からも意見をもらい、何を基準に決めたらいいかわからなくなっているようでした。

 

いくつか考えられる基準の選択肢を提示しながら、自分が大切だと思うことを選んでもらうと、悩んでいるという割にはすらすらと選び出していきます。

 

そして、その理由を深く聴いていくと、突然言葉に詰まり、涙があふれ出しました。

しばらく涙を流して、沈黙のあと、その涙の理由を聴きました。

 

そこにはその学生が大切にしたい人への温かい気持ちがありました。

 

聴きながら僕の心も揺れて、涙がこぼれました。

温かい涙でした。

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もうひとつは、刑務所での就労支援のカウンセリングでの話。

 

出所間近の受刑者の将来の夢を聴かせていただきました。

 

その方は、自分の弱さを認め、その弱さを互いに支え合いながら、働くことが好き、やっててよかったと思える仕事ができる会社をつくり、自分と同じ立場の人間を雇い入れてサポートしたいという話をしてくださいました。

 

そしてそれを実現することで、社会に貢献したいというような格好のいいことではなく、自分も救われたいという思いもあるということも語ってくださいました。

 

さらにその考えに至る経緯も聴かせていただきました。

自分が否定したいという辛い過去のお話でした。

 

淡々と語るその姿には、過去への後悔から生まれた覚悟と誠意と意欲と決意が見て取れました。

 

聴くうちに僕の目に涙があふれました。

その方の語りから感動と勇気をいただきました。

 

こんな物語に出会えることに感謝しつつ、その方々の物語をしっかりと応援できる自分でありたいと思います。

 

そしてさらに自分も人の心を揺らすような物語を持つ人間に成長したいと思う今日この頃です。

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