こんにちは、ひとまち物語工房の服部です。
 

以前、大阪で一緒に学んでいたファシリテーション勉強会のメンバーが、僕とまた一緒に学ぼうとして、企画を立ててくださっています。

僕のファシリテーションを気に入ってくださっているのかなぁとか感じて、とてもありがたく思っています。

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ファシリテーターにもいろいろ個性があって、人それぞれ芸風の違いのようなものがあるように思います。

効率と成果を求めてキチッキチッと進める方もいれば、まず笑いを取って場を温めるところから始めるお笑い芸人風の方もいれば、スピリチュアリティあふれる空気感で場をホールドする方もいれば、僕のような頼りないファシリテーターもいます。

 

そういえば、大学の授業で「先生は何も教えてくれない」と学生に言われたこともあったっけ?(笑)

少しだけ言い訳をしておくと、僕のファシリテーションの理想は、ファシリテーターがいなくてもみんなで安心してしっかり話し合える場を作れること。

その場のメンバーが自分たちでできることは、お任せしちゃいます。

僕の存在感がなくなればなくなるほど、いい場ができているということだと思います。

 

大学の授業でも何かを教えるというより、学生たちが学べる場を作る役割を担います。

キャンパス周辺の商店街の協力をいただいて、まち歩きをして、学生たちが感じたことや気づいたことを取り入れながら、商店街にイベント企画を提案させていただいて、実施するというような授業をさせていただいていました。

何も教えないと思われるかもしれないけど、学生たちが企画を考えるためのフレームワークは提示して、話し合い方や会議の進め方は説明しているんだけどね。

毎回授業の冒頭で、きょうやることをひととおり学生たちと確認したら、あとは学生任せではありますが…。

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でも商店街の方と情報共有したり、時にはお詫びに行ったり、市役所や地元のFM局や観光協会などに根まわしに行ったりして、学生たちに見えないところで、こっそり動いていたりもするんだよ。

うちの学生たちが訪ねてきたらよろしくねって。

 

まあでもみんなを率いるようなことはしないので、実際に頼りないのだろうし…。(^o^);;

 

どちらかというと会議などをバシバシ進行してその場で結論を出すというタイプのファシリテーターではなく、学びの場を作るファシリテーターなので、その場で答えが出なくてモヤモヤしても、問いを持って帰ることをよしと思っているところもあります。

もちろん時と場合にもよりますが。。。
 

そんな頼りない僕ですが、どうぞよろしくお願いします。

 

では、またあした。