ひとまち物語工房

キャリアカウンセリングとまちづくりの仕事をしている「ひとまち物語工房」の働き方や暮らし方を綴ります。

こんにちは、ひとまち物語工房の服部です。
 

突然ですが、視力検査です。

この輪っかは、どこが切れていますか?

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右上ですよね。

こんなことを就労支援の面接練習の授業でしています。

受講生のみなさんに人を見るための視力を養っていただくため???

変ですよね。
 

もちろん視力検査をすることが目的ではなく、

次に下図のように二つの輪っかを並べて、どちらの輪っかが気になりますかと尋ねます。

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左の輪っかが気になるという人もいますが、大半の方は右の輪っかが気になると答えられます。

理由を聞くと、欠けているから。

 

そして、これから面接に向かう人も同じような見方を自分自身にしているようです。

自分の欠けているところが気になって、なんとか埋めたいという気持ちで面接練習をしようとします。

そして、「先生、私の面接の悪いところを教えてください。」という方が、結構おられます。

 

極端な話では、高校生によくあるのですが、面接室に入る時にノックは何回するとか、お辞儀は何度の角度でするとかということばかり練習して、それだけで頭がいっぱいになってしまっている人もいます。

また、エントリーシートに書いたことを噛まずに言えたらOKと思って、一生懸命暗記してくる大学生とかもたまにいます。

一生懸命欠けている部分を埋めて面接に臨もうとされています。

 

面接する側から見れば、頑張って練習してきたんだねということはわかりますが、面接官が本当に見たいのはそこじゃあないんです。

 

面接官が本当に見たいのは、欠けていない部分=普段のあなたの姿なのです。

だって、採用されて職場で出てくるのはその人の普段の姿でしょう。

 

そして、誰もがその欠けていない部分にいいところがいっぱいあるはずなんです。

面接練習をすると、何もしゃべらなくても座っているだけで誠実そうな空気感が伝わってくる人や、話し方や表情から伝わる素敵な人柄が感じられる人がいっぱいいます。

 

でもなかなか自分ではそれに気づけずに、自信を持てない人がたくさんいます。

僕の仕事は、その人の普段の姿の中にあるいいところを見つけてあげて、勇気づけてあげることです。

だって、そのほうがきっと面接でいい結果が出るでしょう。

 

昨日の記事の高校生もそうでしたよね。(^_-)v

誰もが自分のいいところを発揮して、その人らしくいきいきと働ける社会をめざして、お仕事させていただいています。

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では、またあした。

こんにちは、ひとまち物語工房の服部です。

 

キャリアカウンセリングをさせていただく中で、夢を語る姿に出会うことがしばしばあります。

なかでも印象に残るものをときどきご紹介しようと思います。

 

きょうはある高校生のお話。

通信制の高等学校の進路指導室で就職コーディネーターのお仕事をさせていただいていた時、一人の女子高生が進路指導室に面接指導をして欲しいとやってきました。

不安げな表情で明日面接だけど何を話していいかわからないと。

あまりに直前すぎるけど、それでも勇気をふるって進路指導室の扉を開けてくれたんだね。

 

通信制の高校には、さまざまな事情で全日制に行けなくて通信制を選んだ生徒がたくさんいます。

彼女もその一人でした。

小学生の頃からいじめを受けてきて不登校になったとのこと。

 

彼女が応募するのは、スイミングスクールのコーチの仕事。

志望動機を尋ねると、学校でいじめられて辛かった時もスイミングだけは続けることができた。

自分と同じような辛い思いをしている子どもたちに、スイミングの楽しさを伝えたい。

そしてスイミングを通してそんな子どもたちの力になりたいという。

辛い過去を思い出して泣きながら語ってくれました。

僕も一緒に泣きながら聴きました。

彼女の語りに、強い想いを感じました。

「泣いてもいいから、上手く話せなくてもいいから、いまここで話してくれた想いをしっかり伝えてきなさい。」と彼女を送り出しました。

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そして、彼女は合格したそうです。

本番の面接では泣かずに話せたそうです。

 

彼女が泣きながら夢を語った姿は、いまでも僕の心に残り、いまの僕を支える体験の一つになっています。

 

いまもこの時のことを思い出すと、目に涙がにじんできます。

いま泣きながらブログを書いてます。(^_^)

 

では、またあした。

こんにちは、ひとまち物語工房の服部です。

 

仕事とか人脈とか家庭とか、人生において大切ないろいろを失って、生涯のパートナーとなってくれる人を求めて福山へ引っ越してきて、そのパートナーになってくれると思った人に振られて、将来の希望を失って途方に暮れているいま、失うものはもうないようにも思える今の状態ですが、それでも失いたくないものがまだあります。

それは「自分らしさ」。

 

でもいったい何が自分らしいのか、わからないところもあります。

 

先日、福山の彼女に振られたことを、大阪の友人に報告した時に「自分らしく生きるのって難しいね」と言われました。

う〜ん、自分らしく生きるのは難しいことなのかなぁ?
自分らしく生きるってどういうことなんだろう?

 

昨日は、この春大学を卒業した教え子たちの働く悩みを聴きに大阪へ行ってました。

人材派遣業に就職した教え子が、僕のブログを読んでメッセージをくれたのが、今回の会合のきっかけでした。

彼女(女性の教え子です)はそのメッセージで、ブログを読んで僕らしいなと思ったとのこと。

どこをどう僕らしいと思ったのか気になっていて、聴いてみました。

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それは、素直に不器用に夢を追いかけているところらしいです。

1110日の「将来の夢」というブログ記事を見て、そう感じてくれたようです。

 

そしてまたそのメッセージには、僕が人の心をわずかな時間で掴むのがすごいとも書いてくれていました。

どんなところをそう思ってくれたのか、それも気になって聴いてみました。

 

それは、彼女がPBL型の授業でファシリテーター役を務めてくれていた時、うまくチームをまとめられなかったり、会議を思うように進行できなかったりして悩んでいた時に、彼女の話を聴きながら、チームのメンバーがどう思っているのかということを一緒に考えながら、こうしてみたらどうかなという僕のアドバイスがいつも的確だったからだそうです。

 

そして彼女はいま、僕が授業で伝えたチームの理想と今の仕事の現状とのギャップに悩みながらも、僕のあり方をめざしてくれているとのこと。

とても嬉しくて、彼女らを励ましに行った僕の方が元気をもらいました。

これからもともに理想を追い求めて歩んでいこうね。

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「先ずは自分のリーダーシップを磨いて(Lead the self.

 仲間を集めて(Lead the people

 誰もが自分らしくいきいきと働ける社会をつくろう!(Lead the society)」

 

以前参加したLLCチーム経営(https://teamkeiei.com)のリーダーシップをテーマにした研修で、対話の後のハーベストタイムに自分で書いた言葉です。

 

自分らしさを探求しながら、自分だけでなく、誰もが自分らしく生きる社会をつくる。

そんな理想を追いかけています。^^

 

では、またあした。

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