ひとまち物語工房

キャリアカウンセリングとまちづくりの仕事をしている「ひとまち物語工房」の働き方や暮らし方を綴ります。

こんにちは、ひとまち物語工房の服部です。

 

さて、昨日の続きです。

僕がファシリテーションを通してお伝えしたいことを、福山で開催させていただいた「ファシリテーション基礎講座」のプログラムを例にお話をしようとして、講座開催までのプランドハプンスタンスな経緯を書くだけで長くなってしまって、今日に至りました。(笑)

 

で、そのときのプログラムは…、

まず、講座のねらいとして、「ファシリテーションの基本的な要素とファシリテーターのあり方について、体験学習を通して学ぶ。」を掲げさせていただきました。

コンテンツとしては、ファシリテーターの役割、ファシリテーターのコミュニケーションスキル(傾聴と要約)、フィードバック、グループプロセスを見る視点、ファシリテーター型リーダーシップ、対話と合意形成などを学ぶプログラムを用意しました。

 IMG_6211

(写真はファシリテーション基礎講座in福山の開催の後押しをしてくれたみーにゃんこと奥野美里さんが、僕が話したことを描いてくれたグラフィックレーコーディング)

そしてなかでも僕自身一番影響を受けていて、みなさんにお伝えしたいのは、ファシリテーター型リーダーシップ=シェアードリーダーシップの考え方です。

 

チームを動かすリーダーシップには、さまざまな役割(機能)があります。

大きくはタスク機能とヒューマン機能の二つに分かれます。

タスク機能は、仕事を前に進めるのに直接関係する機能で、目標の明確化、仕事の進め方の提案、情報共有、意見の要約、意思決定、時間管理などがあります。

ヒューマン機能は、人間関係に関する機能で、メンバーの参加促進やコミュニケーションの促進、感情の確認、対立や葛藤の調整、チームの規範への働きかけ、雰囲気づくりなどがあります。

 

そして、これらの機能をファシリテーターやリーダーが一人で担うのではなく、メンバー間で分かち合って役割を果たし、チームを動かしていけばいいというのがシェアードリーダーシップの考え方です。

チームに足りない機能があれば、まずは自分ができる役割を果たしてみる、あるいは誰か得意な人に振る、誰も得意な人がいなければ、チームみんなで話し合って対策を考えるようにすればどうでしょうということをお伝えしています。

 IMG_6212

ファシリテーションを学びはじめた頃、ファシリテーターが一人で頑張ってなんとか場を回していかなければと思っていた僕にとって、目からウロコの考え方でした。

この考え方に出会えたおかげで、自信を持って頼りないファシリテーターでいることができるようになりました。(笑)

 これからもこの考え方をお伝えしていきたいと思います。
 

つづきは、またあした。

こんにちは、ひとまち物語工房の服部です。

 

昨日のこのブログ記事を見つけてくれた大阪のファシリテーションの勉強会メンバーが、ライングループで、その記事を紹介してくれたことに気を良くして、ファシリテーションについて、僕が考えていること、伝えたいことを書こうと思いました。

 

今年の5月のゴールデンウィーク明けに仕事のあてもない状態で、家出少年のように大阪から福山へ来て、とにかくなんとか食べていかなければと、就職活動をしながら、自分の仕事も創っていきたいと思って開催したのが813日の「ファシリテーション基礎講座in福山」でした。

 

これが開催できたのもまさにプランドハプンスタンス!

(プランドハプンスタンスについて、興味のある方は113日の記事も見てね。)

 

福山で暮らし始めて、就職活動をして、落ちまくっていた頃、たまたまワークショップデザイナーの仲間が、僕に聞きたいことがあったようでメッセージを送ってくれました。

そこでやり取りするうちに、いま僕が福山にいることや、生活に困窮している状況などを伝えました。

その時、プランドハプンスタンスの神様が舞い降りたのです!

 

「えっ?福山?わたし8月に福山行くよ!」みたいな感じです。

81112日に、福山市立大学で、発達障害学会の全国大会が開かれ、彼女はそのポスターセッションの発表のために福山に来るというのです。

(そのワークショップデザイナーの彼女は、発達障害当事者でもあります。)

そして、彼女とはこれまでも何度か一緒にワークショップを企画開催してきた仲で、とても信頼できる仲間の一人です。

それなら福山で一緒に何かやろう!と企画したのが「ファシリテーション基礎講座in福山」でした。

 

彼女はすでに発達障害学会最終日の夜、福山の発達障害当事者会と一緒にワークショップを企画していました。

なのでその翌日、813日に「ファシリテーション基礎講座in福山」を開催することとし、会場を押さえました。

そうして彼女とはメッセージをやり取りしながら準備を進め、SNS等で開催を告知しはじめました。

 

しかし、参加申し込みはないままに時は流れ、あの豪雨災害が起こりました。

 

豪雨災害の復興支援のために活動する団体のネットワーク会議のファシリテーションをするために日本ファシリテーション協会が動き出し、僕もそのメンバーに手を上げさせていただきました(結局なかなかスケジュールが合わず1回だけしかお手伝いに行けなかったのですが…)。

そんな動きの中で、この福山でのファシリテーション基礎講座を有料で開催するのもどうかなと彼女に相談したところ、彼女もそう思っていたみたいで、無料開催に切り替えました。

 

それでも参加者はほとんど集まらないままに、前日に彼女が開催する発達障害当事者会のワークショップで開催告知をさせていただいたところ、何名かの方が参加いただけることになりました。

 

結局当日は、発達障害当事者会の方を中心に十数名の方にご参加いただいたのですが、前日に知ったばかりで、スケジュール的にまる1日のワークショップの全てに参加できない方も結構いらしたので、途中の出入りも自由として、参加される方の出入りに合わせてフレキシブルにプログラムを変更しながら進行させていただきました。

39080730_2143647349040369_4191445939782680576_n

そのプログラムで僕がお伝えしたかったこととは…

ということをこの福山でのファシリテーション基礎講座のプログラムを例に書こうと思って書き始めたものの、長くなってしまったので、

 

つづきは、またあした。^^

こんにちは、ひとまち物語工房の”頼りないファシリテーター”服部です。

昨日の記事を引きずってる?(笑)

 

昨日の記事を書いた後で、僕は問題解決型のファシリテーターではないなぁと改めて思いました。

モヤモヤ感をお届けする問題提起型のファシリテーター?(笑)

 

なぜなんだろうなぁ?

 

僕たちが社会で直面する問題の多くには、正解がありません。

このことは大学の授業の最初のオリエンテーションでも伝えています。

高校までの授業では正解があって、その正解を求める方法を覚えることが勉強だと教えられます。

でもこれからの勉強には、正解のないものがほとんどです。
もしかしたら問題が何なのかさえもわからないものもあるかもしれません。

正解がないとわかっていても、問題が何かもわからなくても、僕たちはそれに取り組まなくてはなりません。

それが仕事であり、働くということであり、社会の中で生きるということなのでしょう。

 

では、正解がわからない問題にどう取り組めばいいのでしょう?

僕は、みんなで知恵と力を合わせて、“最適解”を求めることが大切だと思っています。

それが僕のめざす理想でもあります。

そして、グループワークを通して、知恵と力を合わせるための話し合い方やかかわり方を互いに学び合う場をつくっています。

 

僕が、その場で効率よく答えを出すためのファシリテーションにあまり関心を示さないのは、そんな想いがあるからかもしれません。

地域活動の会議のファシリテーションや、大学やまちづくり講座などの学びの場のファシリテーション、NPOの理念づくりのファシリテーションなどに多く関わらせていただいたのもそういうことかなぁと思います。

 

そして、ワールドカフェなどの対話の場で直接問いを投げかけたり、グループワークにどうかかわるかというようなワーク自体が問いかけであったり、さまざまな形で問いを投げかけるワークショップをつくってきたように思います。

ときには気づきがあってスッキリしたり、ときには答えが見つからずにモヤモヤしたままに終わったり。

 

問いかけられたことで、人は答えを探し始めます。

ワークショップの中では、初めて問われた問いに、初めて思考を巡らせ、初めて言葉にしてみるということもよくあります。

もしかしたら一生かかっても答えが出ないものもあるかもしれません。

それでも問いかけ、問い続けることが大事なのかなと思います。

問いかけられることで、人は考え、学び、成長するのかなと思います。

 

僕もいま自分の中にいくつかの問いを抱えています。

「僕の人生のストーリーを貫くテーマは何か?」とか「僕が社会に問いたいことは何か?」とか。。。

 

あなたはどんな問いを抱えていますか?

 

と、問いかけてみる。(^o^)v

 IMG_6175

では、またあした。

↑このページのトップヘ